オープンキッチンにする?-22003.10.01.

(前回の続き)
2.臭いや煙、油が部屋中に漏れる。
これはオープン型にする以上、ある程度は覚悟が必要です。コンロが壁側にある場合は、周囲4面のうちの少なくとも1面はガードされてるわけですから、煙や油が逃げにくい構造になってます。これがアイランド型だと、逃げ邦題なので手が付けられません。そこで対策ですが、コンロ部分を壁面にレイアウトしてしまう。コンロの向こう側に壁(ガラスなどでも可)を付けてしまう。などがあげられます。
〜そういった意味では、IHヒーターやハロゲンヒーターなどは掃除しやすいし、油や煙が比較的発生しにくいのでおすすめかもしれませんが、これは食生活(食スタイル)にもよるので、絶対とは言えません。〜

3.調理や片づけの音が気になる。
これはどうしようもないです。覚悟を決めて下さい。どれぐらいの音から気になるのかは人によって、また状況(話をしているとかテレビを見ているとか)によって違いますから何とも言えません。少しでも音が静かな機器類(この場合、食器洗浄機や洗濯乾燥機などですね)を選びましょう。

4.キッチンが圧迫感があって、キッチンの中で生活してるみたい。
キッチンとしての機能を追求すればするほど大きくなってきます。ですから、まず自分に必要な機能、収納、広さ等の優先順位をはっきりさせておくことです。またキッチンっぽく見せるモノを排除すること。それからそこに置かれるモノを厳選することです。STUDIO KAZで考えた「キッチンっぽく見せる要素」は『レンジフード』『吊戸棚』『冷蔵庫』が3大要素で、他に家電製品、コンロ、水洗金具等です。水洗金具は最近は輸入品できれいなモノが使えるようになってきたので、選択さえ間違わなければ大丈夫。コンロに関しては魚焼きグリルが最悪です。いっそのこと家電品のロースターを購入し、それを収納する場所を考えましょう。家電製品や冷蔵庫はどうしてもキッチンの中でも形や色が合わなくなるので、見えない場所を作ります。納戸のような部屋がキッチンのすぐ脇に作れれば、パントリーも兼ねられるのでベストですが、無理な場合は、扉で隠すとか、壁の後に隠すとかしましょう。よく「ビルトイン冷蔵庫だから、キッチンと一体になってきれい」というのがありますが、はっきり言って、面材を同じにしても、フレームが残る以上、存在感は隠せません。かえって違和感を残すことになり、カッコ悪いです。やめましょう。吊戸棚は壁面収納にして家具としての存在感をなくし、壁のように感じさせることがいいようです。その方が収納量も確保できます。作業台が減ると言われるかもしれませんが、今の状態をみてください。その作業台って、電子レンジを置いたり、炊飯器を置いたり、「作業」してます?何かの置き場になってませんか?それらには別の居場所を作ってあげましょうせっかくのオープンキッチンなんですから、アイランド部分で作業しましょう。最後にレンジフード。これをなくすことは出来ません。最近はカッコイイものがいろいろ出てきているので、以前に比べると選択の幅は広くなってます。STUDIO KAZでは、壁面と同化させる手法をとることが多いです。要は煙を効率的に室外に排出させれば言い訳ですから、そういった形状を考えれば言いわけです。

というように、デメリットに対してはなんとか対策はあるので、メリットいっぱいのオープンキッチンを考えましょう。
(次回に続く)

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