住宅の設計2003.05.13.

 先日、住宅の設計をし、プレゼンする機会に恵まれた(実現はできなかったけど)。その時ふと思ったのだが、日頃キッチンや家具のデザインを多くやっているのだが、それと似た感覚が自分の中にあった。キッチンや家具をデザインする場合、それが置かれる場所(=インテリア)との関係を常に考えなければならない。素材、色、寸法、視線、、、それらの感覚を総動員して計画されていく。住宅の場合は全く違うスケールで対するわけだが、仕事柄、インテリア側からの発想が中心になったのだが、ある時点で、外観を考えているとき、家具を設計しているような気分であった。その家が置かれる(という表現では怒られるかもしれないが)場所(=地域)との関係、光、音、視線、色、素材、、、等々がインテリアの中に於ける家具の位置づけと、地域の中に於ける住宅がほぼ等価の関係で考えていた。もちろんスケールは違うし、社会に対する責任の重さなどは比べるまでもなく違いすぎる。でも、自分の中ではそういう感覚だったのだ。

 今更、何言ってんの?と言われるかもしれないが、とにかく自分の中ではそういう感覚だったのだ。

目次に戻る 前を読む 次を読む このコメントに意見する(もしくはSTUDIO KAZに仕事を依頼する)