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| ミストサウナ『MiSTY』がある新しい空間の提案 |
dazed and confused/幻惑されて 概 要 |
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| コンセプト MiSTYの特徴や効果を考えると、従来の「湯を張った浴槽に浸かる」という入浴スタイルは変わっていくのではないかと思える。そしてこれからの入浴スタイルは「洗う」「あたたまる」といった機能的な側面よりも、「語らう」「リラックスする」といった気持ち的な要素に重点が置かれるであろうことも容易に想像できる。 そこで、その「気持ち」を体験する場として、その背景となるバスルーム空間を3つのポイントから提案してみたい。 1.階段状に掘込まれた大きな浴槽 大きな浴槽を提案する。その大きさはすでに「浴槽」と呼ぶには相応しくない大きさである。浴槽は床面に彫り込まれ、立ち上がりがないため、洗い場から跨ぐことなく浴槽に入ることになる。これはバリアフリーという視点からではなく、純粋に『ミストサウナ』を楽しむための空間であり、家族がコミュニケーションをとる場所であるという視点から、その邪魔になる物はすべて排除しようという試み。 浴槽の縁は階段状になっており、身体の大きさが違う家族がそれぞれの気持ちがいい場所を見つけて、思い思いの姿勢で語り合う。それこそがリラックスしている状態であり、そこで語られること、見つめ合うことこそが本物のコミュニケーションであり、親密な家族を育てていく源となる。そんな風景を作り出す階段。ここが家庭の浴室であることを忘れてしまう一瞬。果たしてこれを「浴槽」と呼んでいいのか疑問に思うかもしれない。 2.シーンを作り出す透明なパーティション シャワーユニットを挟んで二列の透明なパーティションを設ける。このパーティションの開閉により、4つのシーンを作り出すことができる。 a.全面がミストサウナエリアとすることで、広い空間でのコミュニケーションが可能となる b.1/4を脱衣エリアもしくはクールダウンエリアとすることで、脱衣〜入浴〜サウナ〜シャワー〜着衣という普段使いの空間となる。 c.クールダウンエリアを1/2と広くとることにより、もう一つのコミュニケーションエリアが生まれる。サウナで語らい、クールダウンしながら語らい、その話題は尽きない。また、ミストサウナエリアとクールダウンエリアの双方間でお互いを意識しながら別の行為を行うことができるのも、この透明ンばパーティションのおかげである。 d.両方のパーティションを閉じることにより、浴槽エリア、シャワーエリア、クールダウン(脱衣)エリアが独立し、例えば慌ただしい朝のシャワータイムにも対応できる。 このように、2列の透明なパーティションにより、2坪の空間を、視線を遮ることなく、機能により仕切られ、あらゆるシーンを作り出すことができる。 3.組み替え可能な壁パネル コミュニケーションの場として想定されるこの浴槽は組み替え可能な壁パネルにより、その雰囲気を変えることができる。「洞窟の中」「星空の下」「夜景が見える丘」「白樺の森の中」、、、いずれも『MiSTY』が発生させた霧の中で、ぼんやりとした視界の先のその風景は今まで見た記憶の中の風景かもしれない。 |
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