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2002.08.08.『松山へ』
私は今どこにいるのだろう?さっきまでは仕事場にいた。6:30に約束の図面をメールで送り終え、羽田空港へと車を飛ばす。7:25松山行ANAにギリギリ間に合う。8:45松山空港に降り立ち、予約していたレンタカーカウンターに行くと、すぐさま送迎車に載せられ、営業所でマニュアル通りの説明を受ける。まだ頭は働いていない。車はシルバーの新型マーチだ。9:30ようやく目が覚めてきた。はじめての松山市内。まずはミウラート・ヴィレッジ/三浦美術館を目指す。車で約20分で到着する。なぜここに来たかというと、「ルーシー・リー展」をやっているから。今年はルーシー・リーの生誕100年になるらしい。建物の設計は長谷川逸子、オーナーの三浦保氏が「不定型な四角」が好きだったそうで、全体に、正方形や長方形でない、四角形で構成されている。
 ルーシー・リーの展示もおもしろい。形状や釉薬についての流れがわかりやすく展示してあった。ただ、残念なのは、2階でビデオを見ることができたのだが、そのビデオを販売して欲しかった。ダビングしてくれないかなぁ。
 ミウラート・ヴィレッジを後にした我々は、砥部焼の見学のために砥部地方を目指すが、そこは、ミウ
ラート・ヴィレッジとは松山市街地を挟んで反対側。いやでも市街地を通る(いやじゃないんだけど)。そこで、市街地で昼食をとることにした。入ったのは銀天街(写真右のなかなか風情がある商店街)の脇道にある、鍋焼きうどん専門店「ことり」メニューは鍋焼きうどんといなり寿司しかない。でてくる器も安っぽいアルミの鍋だ。しかし、これが、うまいんだ!!薄い色のつゆにもちっとしたうどん、たまらない。福岡出身の私にとって、東京の黒いつゆの
うどんはつらい。みるみるうちに黒く変色していくうどんを見るのはいたたまれない。
 初日から満足な昼食をとった我々は、気を良くして砥部へ向かう。砥部焼きは白い磁器に水色のさっぱりした絵付けというのが特徴で、砥部焼きの中でも一番大きい「梅山釜」は今でもその伝統を守り、製造している。その工場を見学させてもらった。焼き物の量産する行程を初めて見たが、なかなかおもしろい。これは、我々の仕事の中に取り入れることは可能かもしれないでも、できあがった製品よりも素焼きの段階の方が美しく見えたのは私だけだろうか。そして、最近『陶里ヶ丘』として開いた窯業団地を訪れた。ここは、今は10件ほどの若い窯元が新しい砥部焼きいチャレンジしていて、活気があり、伝統にとらわれすぎないおもしろいものができあがっていた。その中で杉浦夫婦が製作しているぐい飲みに惹かれた我々は、3つ購入してしまった。アトリエを出ると大きな虹が山間にかかっていた。
 ほんとうに今日は満足な一日だ。しかし我々の旅の目的はこれからが本番である。そう夕食。道後温泉本館の目の前のホテルに宿を取った我々はホテル到着後、すぐに道後温泉に入る。さすが日本最古の温泉と言った威風堂々たる風情である。しかし、、、更衣室の掃除をしていた女性が若かったので、勢いよく全裸になった私はかなり恥ずかしかった。そして、目を付けていた店を目指す。道後にある「水口酒造」が経営する『にきたつ庵』だ。名物らしい桶料理コースを注文。飲み物はもちろん地ビールの『道後ビール』。地ビールによくあるようなエグサは少なく、かなりおいしい。そして料理もなかなかうまい。特にウナギのホイル焼きはうまかった。ゴボウでうまく味がついているようだ。「見直したぞ!ゴボウ」
 とても満足した一日だった。そういえば、、、きょうはほとんど寝ていないではないか!ホテルに戻った瞬間に気を失ってしまった、、、zzzzzzzzz。
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