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『優しさの素材感』
このプランを考えるにあたって第一に考えたことは、『家族の笑顔が見えること』。普段の何気ない生活行為が繰り広げられるこの空間のどこにいても、何をしていても、三人が笑顔でいられ、尚かつその笑顔が映える、そんな空間になるように考えた。
そのための一つのキーワードとして、「素材感」をあげてみた。全体的にはミニマルな納まりとし、すっきりと、重苦しくない雰囲気にしたいのだが、薄い色ばかりだと軽くなりすぎるため、濃いめの色のコーディネートとした。素材が生きる空間とすることにより、確かさ、本物といったイメージに加えて、素朴さ、優しさ、暖かさをも合わせ持った空間としていきたい。